PC1 黒羽 鬼牙 PC2 神崎 桜花 【 】がついているものはチュートリアル。 ★OPENING 「すべてのはじまり」★ PC一行は、池袋のとあるファミレスで2年振りの再会を楽しんでいた… 【ロールプレイ】シナリオ中はPC同士が自由に会話しても構いません。GMの合図がかかるまで、試しに適当にお喋りしてみよう。因みに、「エゴ」に即した言動をして、それを申告すると罪が貰えます。 (誰かが何かの行動をしようとしたら) と、その時。 (PC)が(ACT)しようとすると、その前を歩いていた客が突然消えた。 何の痕跡もなく、文字通り目の前から消えたのだ。 そして、PC1のケータイが鳴る。 ???「突然すまない、PC1君。少し協力してほしい。」 (IM 副長)長沢「警視庁死霊課の長沢だが…腐れ縁で電脳魔術師である君に頼みたいことがある。」 【IM】IMを使って発言した場合、対象の参加者以外には発言が見えません。今、IMを使ってGMと副長がやりとりをしています。IMで伝えられた情報は、可能ならば全員に公開して構いません。 (IM 副長)「実は、突然目の前から人が消えるという現象が多発していてね…。俺独自に調査したのだが、どうも電脳世界が怪しいっぽい。」 (IM 副長)「そこで調べようとしたのだが、あいにく死霊課の電脳魔術師は今別の調査に当たっていてな…」 (IM 副長)「報酬はやる。すまないが、調査に当たってくれないか?ただ、この調査は電脳世界だけの話では無い気がする。可能なら他の半魔に協力を要請しても構わない。やってくれるか?」 <やる→次へ、やらない→バッドエンド> (IM 副長)「ありがとう。すまないな。なら、明日の午前10時にビックカ○ラ前の公園に来て欲しい。そのときに詳しく説明する。」 【情報のやりとり】今、IMでのやり取りが終了しました。プレイヤー間で情報をやり取りするも良し、別の行動を起こすも良し。やることが全て終わったら合図してください。 ★SCENE01 「ふたつの空間」★ 【シーンと人間性】シーンが切り替わったとき、そのシーンに登場するPCは人間性を1d6分引かなければなりません。今回は全員登場するので、全員人間性を減らしてください。 数日後、PC一行は集合場所に到着していた。 すると、突然PC2が頭痛を訴え、その直後消えた。 <> 【SA】SAとは、「スピリチュアル・アンカー」…心の拠り所です。セッション内での目標のようなもので、達成すると経験値にボーナスが加えられます。 状況…比較的都会の中にある公園、周りには電気屋をはじめ、様々なビルや店が立ち並ぶ 判定…探索判定 成功/電気屋のパソコンのうち1台から違和感を感じる 電気屋から違和感を感じる… 電気屋に置いてあるパソコンのうち1台から違和感を感じる… そのパソコンに近寄ると、PC1の脳内に直接声が響いてくる。 「来るな…ここに来るな…さもなければ…貴様も消すぞ…」 <ここで、PC1は電脳世界に入ることが出来る。入ったら表ルート、入らないなら裏ルート> しかし、電脳世界に入ろうとするとなぜかPC3も引き込まれてしまう。 【電脳世界】電脳世界とは、この世のあらゆるネットワーク上に存在するとされている仮想空間のこと。通常は電脳魔術師しか行き来出来ないとされているが…? ここでシーン1終了。 ★SCENE02 「夢魔-NIGHTMARE-」★ 登場PC2、PC1,3(途中から) 時はPC1が探索をしている時までさかのぼる… PC2が目を覚ますと、そこには見知らぬ世界が広がっていた。 色は一切無く、白と黒だけで構成された空間。 そして、回りには人型の影がうろついていた。 しかし、よく見るとそこは色が無い事を除けば見慣れた風景… 回りに電気屋や店、 ビルが立ち並び、目の前には小さな砂場があるこの光景は…? <> その時、目の前に突然PC1、3が登場。※裏の場合は出ない そこでPC1は気づく。この空間は…?※裏はカット ※裏はカット と、PC1が言ったその時。※裏は「PC2が思ったその時。」 背後から突然一つの人影が襲いかかってきた! 刀を持った人型のそれは、PC達を切りつけてくる! <回避判定 2d6+回避値 達成値11> 失敗時ダメージ2d6素通し そして、さっきまで人型だったそれは、今度は狼のような見た目に変わった! いつでもかかってこいとでも言いそうな姿勢だが、PCはどうする? <ザコ敵「プラズマ」> 能力値 6/3 白兵、射撃 5 回避 4 行動 10 ガード 2 FP 35 ※但し、一度も攻撃せずにFPが0になったら1で残る ATK (肉体)10+2d6 【戦闘】戦闘は、「行動値」が高いキャラクターから順番に行動していきます。まずは攻撃してみましょう。 【攻撃@】攻撃するときは、まず「命中ロール」を振ります。近距離武器なら白兵値+2d6、遠距離武器なら射撃値+2d6。ただし、1ゾロの場合は自動失敗、6ゾロの場合は値に+20します。 【攻撃A】攻撃が当たったら次はダメージロール。装備品リストの「攻撃力」の部分を見て攻撃力を出してください。この判定は1ゾロ、6ゾロを出しても何もありません。 【防御】敵が攻撃を仕掛けてきたら、「ガードする」か「避ける」かを選びます。ガードした場合、ダメージは受けますが少し軽減されます。避ける場合、成功すればダメージは受けませんが失敗した時のリスクは少し大きいです。 【ガード】敵のダメージ-(該当するアーマー値+武器のガード値)が自分が受けるダメージ量です。 【避ける(ドッジ)】回避値+2d6で、相手の命中値を上回れば回避成功です。失敗した場合、敵のダメージ-該当するアーマー値ぶんのダメージを受けます。 【戦闘終了】敵を全滅させれば戦闘に勝ったことになります。経験値はシナリオクリア時にまとめて精算されます。 敵は粒子になって消えていった… と、公園の砂場の砂が突然無くなった。 砂場の中には紙が落ちている。 <<提示:画像1>> さて、これからどうしようか。 <相談、探索> 状況…序盤の探索と同じく、ビルや店が立ち並ぶ都心の公園。しかし色はモノクロで、そこら辺には影がうろついている。 判定…成功すると次へ 先ほど消えた砂場の砂とよく似た砂が、あるビルの前に山積みにされているのに気づく。 ビルに入るとシーン終了。 ★SCENE03-表 「真相-ULTIMATE-」★ ビル内部は混沌としていてカオスな感じになっている。 入り口入ってすぐの所に紙が落ちている。 <<提示:画像2>> 少し進むとエレベーターが。 エレベーターの中から強力な力を感じる… しかし、エレベーターはロックされている。 ドアの横にパネルがあって、6桁の暗証番号を入れられるようになっているようだ。 <<提示:画像3>> パネル(画像3)のボタンの数と、画像1のサイコロに注目。 画像1の欠けている部分のボタンを、画像2の順に押す。 画像1の欠けている部分は 左、左下、右下、右,右上、左上。 画像2の数字は 513246 よって、画像3のボタンを 右上、左、右下、右、左下、左上 の順に押せばよい。 すなわち、426531。 <<正解すると次へ>> エレベーターが開くと、中にはドミニオンの入り口らしきものが。 【ドミニオン】魔物のエゴを具現化した小空間のこと。地球も一つのドミニオンとされている。ボスクラスの強大な魔物はドミニオンを作り出すことが出来、一般にドミネーターと呼ばれる。 ドミニオンに入るとシーン終了。 ★SCENE03-裏 「真相-ULTIMATE-」★ ここは色のある通常世界。 PC1は路頭に迷っていた。 <判定:加護> 近くの6階立てビルから違和感を感じる… ビルに行ってみると、紙が落ちていた。 <<提示:画像2>> そして場面は変わり、色の無いモノクロ世界。 ビルに潜入成功。内部は混沌としていてカオスな感じになっている。 少し進むとエレベーターが。 エレベーターの中から強力な力を感じる… しかし、エレベーターはロックされている。 ドアの横にパネルがあるが、鉄板がはめ込まれており、強力な力が働いているらしく外せない。 <<表と同じ、正しい暗証番号を入れたら次へ>> もう一度場面は変わり、カラー世界。 人が行き交うオフィスビルの中。 一瞬、魔物が近づいたような感覚に襲われる。 <<アレナ展開をすると次へ>> しかし、実際には魔物の姿など全く無かった… その直後、PC1は目眩に襲われ、意識が無くなった。 さらに場面は変わり、再びモノクロ世界。 ガチャンと音がして、エレベーター横のパネルにはまっていた鉄板が外れた。 <<提示:画像3>> そして、突然横にPC1が降ってくる。 彼の手には一枚の紙。 <<提示:画像2>> これと <<提示:画像3>> このパネルとは何か関係があるのだろうか…? 正解:426531 エレベーターが開くと、中にはドミニオンの入り口らしきものが。 【ドミニオン】魔物のエゴを具現化した小空間のこと。地球も一つのドミニオンとされている。ボスクラスの強大な魔物はドミニオンを作り出すことが出来、一般にドミネーターと呼ばれる。 しかし、このドミニオンは何か他と違う感じがするのであった。 ドミニオンに入るとシーン終了。 ★SCENE04-表 「終結-KO-」★ ドミニオンの中にはなにやらカオスな生物が。 ぱっと見はただの岩だが、近づいてみるとそこから様々な魔物たちが顔を覗かせた。 様々なドミネーター達が吸収され、合体した形らしい。 【多部位ボス】ボスの中にはいくつかの部位に分かれているものもいます。このボスは6つの部位に分かれていて、全ての部位を倒すと勝利となります。 しかも、厄介な事に全ての部位が独立して攻撃してくる… どこからともなく声が。 「ようやくここまで来たか…思ったより簡単に掃除出来そうだな…。俺自らが出る間も無さそうだ。さっさと消えてもらおう!」 果たして勝ち目はあるのか!? <ボス戦:vs.アクロン> 能力値10/5 白兵12 射撃10 回避0 行動15 部位A FP15 ハンマー (白兵 肉体)20+2d6 部位B FP15 5方向レーザー 範囲攻撃 (射撃 技術)14+2d6 部位C FP20 電撃 (射撃 技術)18+2d6 部位D FP15 火炎放射 (射撃 技術)18+2d6 部位F FP20 パンチ (白兵 肉体)25+2d6 部位G FP25 エネルギー弾 命中-3 (射撃 技術)8d6 <エネミーアーツ> 各部位ごとに 痛打×1持ち 但し、全部位合計して1ラウンドに1回のみ。 <全ての部位を破壊> あの巨大な岩が断末魔を上げながら、粒子化して消えていく… 「やはりそう上手くは行くまいか…仕方ない。また別の機会に…フフフフフフ、ハハハハハハハ!」 と、ドミニオン全体が白くフラッシュした! シーン終了、エンディングへ ★SCENE04-裏 「終結-KO-」★ ドミニオン内部。 真ん中に巨大な岩のようなものが置いてある。 どこからともなく声が聞こえてくる… 「ようやくここまで来たか…貴様ら、なかなか面白そうじゃないか…。十分に楽しめそうだ…!!」 と、中央の岩が爆散して、中から人が現れた! しかし、その姿は色が失われており、もはや人間としての理性を失い、すっかりドミネーターと化してしまっていた… 「長年の恨み…ここで晴らすッ…!!!!!」 と、PC達に剣のようなものを構えると、背中から光の翼が生え、低空飛行を始めた! 「何だよ…怯えてるのか?さっさと来いよ!」 【ドミネーター戦】ドミネーターは非常に強力なアーツ、世界律を使用して戦います。勝つのは非常に困難。はたして…? <ボス戦:vs.アロウズ> 能力値14/7 白兵8 射撃12 回避5 行動15 ガード4 FP100 <攻撃> 電脳世界を操作して大量の弾丸を生成しての弾幕攻撃。 範囲攻撃。 (射撃 技術)25+2d6 体力が25以下になると発狂形態になる。 シーン攻撃化。 (射撃 技術)50+2d6 この形態では世界律神速、超越以外のアーツは使用不可。 <ドミネーターアーツ> 世界律:神速 1 世界律:超越 1 世界律:崩壊 1 世界律:壊滅 1(PC1体に2d6を振らせ、6以下ならかりそめの死にさせる) 「そんな…バナナ…じゃなかった…バカな…」 光翼が粒子になって消滅していく… 「貴様ら…絶対に…許さんぞ…」 「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 彼の消滅と同時に、ドミニオンが消滅していく。 それと同時にまた、モノクロだった世界も消滅してゆく… エンディングへ ★ENDING-表 「撤退-NO BREAK-」★ 結局、今回の事件の首謀者は誰なのか、あのモノクロの世界は何なのか… 殆どが判明しないまま、物語は終わってしまった。 しかし、何もかも、全くわからなかったわけではない。 今回の事件の犯人は、PC達を何故か憎んでいたこと… あのモノクロ世界は、電脳世界に作られた、現実世界とリンクしている不思議な世界であること… そして、何はともあれ、事件は解決したことだ。 この終わり無い争いは、いつまで続くのだろう… ★ENDING-裏 「完勝-PARFECT-」★ 全ては終わった… 電脳世界内に創られた巨大なドミニオン、すなわちあのモノクロ世界は消滅。 そして、今回の事件の首謀者であるアロウズは死亡。 その後の死霊課の調べにより、ドミニオン創造による電脳世界への影響はほぼ無かったと言うことが判明した。 今回、電脳世界に作られたドミニオンは、ドミネーターであるアロウズの復讐に対するエゴにより電脳魔術師以外でも立ちいる事が出来た。 また、アロウズはそのドミニオンに半魔達を封じ込めようとしていたようだ。 最後の決戦の舞台であったドミニオンは、「ドミニオンの中に作られた仮想ドミニオン」ということであることも判明した。 …なんかドミニオンがゲシュタルト崩壊してきた。 ただ、どうしてもわからない事が1つ… アロウズはPC一行を異様に憎んでいた。 しかし、その理由はPC達には全く心当たりが無い。 果たして彼が何を思ってこのような行動を取ったのか、それは永遠に知られることは無かった…